石川県小松市のレンタルピットです、DIYで車の整備やワンオフでのLED作成にご利用ください

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足回り

ロールセンターアダプター取り付け アルトワークス(HA36S)

アールズのロールセンターアダプターを取り付けします。
車高を下げるとロールセンターも下がってしまい、ロール量が増えたり乗り心地が悪くなったりするので取り付けことにします。
まずは、ジャッキアップしてタイヤを外します。

 

 

ボールジョイントのクリップを外してナットをボルト先端まで緩めて、ボールジョイントリムーバーを使ってナックルから抜きます。

 

 

前側と下側から固定しているボルトを取り外して、ロアアームを車体から抜き取ります。

 

 

ボールジョイントのダストブーツを取り外します。

 

 

ここからがチョット大変なんですけど、ボールジョイントのボルト部分に21mmのロングソケットを被せて、プレス機を使ってボールジョイントを抜き取ります。

 

かなり緊張しましたけど上手く抜き取れました。

 

 

次にローダウンアダプターを逆側からプレス機を使って圧入します。

 

 

後は分解した時と逆の手順でくみあげれば完成です。

 

 

助手席側も同じ手順で交換した後、トー角を測ってみるとかなりトーインになってたのでトー調整をしました。

ロールセンターアダプターを交換後試走してみるとステアリングが少し重くなって復元力が弱くなったような感じがしました、こんなものなんですかね。

 

 

 

1G締め直し アルトワークス(HA36S)

1G締めってのをすると良いって聞いたので試してみます。
フロント側はロアアームの付け根部分のボルトを緩めて、1Gを掛けて規定トルクで締め直しするみたいです。

 

 

せっかくなのでボルトを取り外してしまってリジカラに付属してたカッパーグリスを塗布する事にしました。

 

 

車体をジャッキで上げてウマを掛けた後ハブ下にジャッキを当てて車体が若干浮くまでジャッキを上げます。
その状態で90N・mでボルトを締め付けたら作業完了です。

 

 

リヤ側はリジカラ付けたボルトとショックアブソーバー下を固定してるボルトを一度緩めます。

 

 

ここもウマを掛けた後ジャッキでアクスル部を持ち上げて、アクスル付け固定部は78N・mショックアブソーバー固定部は75N・mでトルク締めします。

これで作業完了です、サスペンションセット交換してから時間が経ちすぎてるせいもあってか余り変化は感じられませんでした。

 

 

 

リジカラ取り付け アルトワークス(HA36S)

ワークスにリジカラを取り付けします、写真上側の8個の方がフロント側のサブフレームに取り付ける物で、下側の2個の大きめ方がリヤのトレーリングアームの支点部分に取り付ける物になります。

リジカラとは、真鍮っぽい材質で鍔のついた大きめのワッシャーみたいな製品で、余裕を持って大きめに空けられた穴のサブフレーム固定ボルトやアームの支点部分のボルトに取り付けて芯を出すための物らしいです。

 

 

まずはフロント側にリジカラを取り付ける為にジャッキアップしてウマを掛けてタイヤを外します、作業スペースを確保する為に少し高めに上げてます。

次に車体下に潜って、赤丸で囲ったボルト部分のボディとサブフレームの間、サブフレームとボルトの間に取り付けます。

 

 

サブフレームを固定しているボルトを抜き取って付属のスレッドコンパウンドみたいなグリスをボルトとリジカラに塗って取り付けていきます。
フレームとサブフレームの隙間が狭くて取り付けがかなり大変でした。

 

 

次にロアアームを固定している部分のボルトですけど、こちらも同様にリジカラを挟み込みます、ここも隙間が狭くてかなり大変でした。

 

 

逆側にも取り付けて、トルクレンチを使ってリジカラを取り付けたM12のボルトは110Nで締め付ければフロント側が完了です。

 

 

リヤ側もジャッキアップしてタイヤを外した後、赤丸部分のボルトを取り外してリジカラを取り付けます、リヤ側の取り付け場所はこのアームの支点になってる一カ所だけです。

 

 

このワークスはタイヤハウジング内にノックスドールを塗ってあるのでボルト周りをブレーキクリーナーで拭き取ってノックスドールを剥がします。
フロント側と同様に取り外したボルトとリジカラの必要部分に付属のグリスを塗って取り付けします。

 

 

トレーリングアームを動かしながらボルトを取り付けてフロント側と同様にトルクレンチ使って110Nで締め付けます。

最後にノックスドールを剥がした部分に再度ノックスドールを塗布して作業完了です、これはかなり大変な作業でした。

 

この後、トー角を調整して運転してしてみたのですが、リヤ側の動きが若干スムーズになったように感じました、フロント側に対しては何の変化も感じ取る事は出来なかったですね。
フロント側に関しては、サブフレームとの固定が元々上手く仕上がってればリジカラなんて必要無い物ですし経年劣化的なズレが生じないってだけかもしれないですね。

サスペンションセット交換 アルトワークス(HA36S)

ショックアブソーバーとバネをモンスタースポーツのサスペンションセットに交換します。
純正ショックとダウンサスの組み合わせだとゴツゴツ感が強すぎて乗り心地が悪かったので交換する事にしました。
赤色の方がモンスタースポーツのやつですけどショックアブソーバーの形状は同じですね、同じKYB製だと思うんですけど専用チューニングがされてるのだと思います。

ショックアブソーバーの取り外し方法は、”ダウンサスに交換” を参照して下さい。

 

 

交換完了後です、ショックもバネも赤色なので何か派手になりましたね。

 

 

リヤ側のショックアブソーバーとバネです、こっちも赤色で派手ですね。
リヤ側のショックアブソーバーを取り外すのは今回が初めてなので詳しくやっていきます。

 

 

まずはリヤ側のショックを取り外す為に荷室部分の内張りを剥がします、自分のワークスには静音化でシンサレートが敷き詰めてありますね。
リヤ側をジャッキアップしてウマを掛けた後、ビーム部分に軽くジャッキを当てておいてショックを外してもバネが飛び出さないようにします。

 

内張り裏にあるショックを固定している14mmのナットをインパクトで緩めます、まだナットは取り外さないです。
次に車体下側に潜ってショック下側を固定している17mmナットを取り外します。

 

 

ビームを支えてるジャッキを少し下げてショックを支えながら、上部取り付けているナットを取り外せばショックが分離します。
取り外したショックと今回取り付けるショックを並べてみるとモンスタースポーツのリヤショックの方が太いですね、オイル容量が多いのかな。

 

 

取り付けるショックに同梱されてるカラー、ブッシュ、ワッシャーを取り付けて、車体に仮り取り付けします。
車体内部側のブッシュ、ワッシャーは元々付いていた物を再使用します、アッパーナットは同梱されてたんで、それを使用しました。

バネの巻端をスプリングロアシートの位置に合わせてバネを取り付けします、ビームを支えてたジャッキを上げていって、ショック下部の穴位置が合う位置でボルトを通して固定します。

ジャッキを上げていって車体が少し持ち上がる状態にしてから、ショック上部を固定しているナットを本締めします。
ナットは空回りするんで、モンキーでねじ部分を固定しながらメガネレンチで締め付けました。

ジャッキを降ろして内張りを戻したら、リヤショック交換作業完了です。

 

 

サイドスリップテスターでサイドスリップ量を確認します、両側ともIN側に同じぐらいスリップしてました。

ここで、”トーの調整” を行います。

 

 

取り付け完了後です、Ti2000のダウンサス入れてた時より15mmぐらい高くなった感じですね。

タイヤハウスの隙間から赤色のショックが見えてちょっとカッコイイです、乗り心地も非常に良くなりました。

これはとっても良い製品ですね!

ホイール変更とタイヤの重量測定 アルトワークス(HA36S)

カスタマイズの定番であるアルミホイールの変更をしました。
変更したホイールは定番中の定番レイズのTE37で、15インチ5Jで純正と同サイズです。

外径65Φ、内径54.1Φのハブリングも打ち込みしました。

 

 

で、これだけでは面白く無いのでタイヤの重量を比較してみます。

純正のホイールとスタッドレスの組み合わせでは12.8kgです。

 

 

TE37と純正タイヤとの組み合わせだと、なんと9.8kgです。

タイヤ一本につき3kg軽いってのは凄いですね。

タイヤが違うので単純比較は出来ないですが、これでかなりのバネ下荷重の低減が出来て走行性が良くなるのではないですかね!

スタビリンクを調整式に交換 アルトワークス(HA36S)

ダウンサスを入れて車高を下げたら、常にスタビライザーに応力が掛かってしまってスタビライザーの性能が発揮されないと思うので長さが調整出来るスタビリンクに交換します。
まずは5mmの六角レンチで共回りを防ぎながら14mmのメガネレンチでスタビリンクを固定しているナットを取り外します。

 

延長ボルトの掛かりが少なくなり過ぎないように一度取り外してボルトの長さを確認してから、スタビリンクを20mmぐらい延長してみました。

 

 

外した時と逆の手順で取り付けます。
車体を持ち上げた状態でロアアームと接触しないギリギリまで長さを微調整しました。

 

 

逆側も同様な手順で交換して長さを調整したら完成です。スタビリンクを交換した方が突き上げが減ったような感じがしますね。

 

トー調整 アルトワークス(HA36S)

車高を下げるとトーアウトになるので簡易的な方法でトー角を調整してみます、空き缶で高さを出してアルミの棒をタイヤに貼り付けます。
逆側も同じ様にしてメジャーでタイヤの前側と後ろ側の幅を測ります。

やっぱりトーアウト6mmになってました。

 

で、調整を行います、ステアリングを一杯に切って、ロックナットを緩めてからタイロッドを伸ばす方向に調整します。
これでタイヤのトーイン0mmぐらいに調整してから、走行してみてステアリングセンターが出ていたら完了です。

ダウンサスに交換 アルトワークス(HA36S)

アルトワークスは純正のままだとタイヤハウジングの隙間が大き過ぎる気がするのでダウンサスに交換して車高を下げる事にします。

ジャッキアップしてウマを掛けて車体を持ち上げた後タイヤを外して、アッパーマウントのナットを緩める為にまずはECUを固定しているボルトを外して、ECUを避けておきます。

 

 

ショックアブソーバーを固定している17mmのナットを緩めてから、下側のブレーキホース固定部スタビライザーを切り離します。

 

 

ナックルを固定している17mmのボルトは固かったのでインパクトレンチを使って外しました、ABSセンサー配線を固定しているクリップを外したら下側は分離されて釣り下がった状態になります。

 

 

ショックアブソーバーを支えながらアッパーマウントを固定しているナットを取り外したらショックアブソーバーが取り外せます。

 

 

スプリングコンプレッサーでバネを圧縮してアッパー部を固定しているナットを取り外します。

取り外したバネ(上)と交換するダウンサス(下)を並べてみたんですけど、この状態だと長さは余り変わらないですね。

 

 

ばらした時と逆の手順で組み上げれば1本完成です、運転席側も作業内容はほぼ同じです。

 

 

次はリヤ側のバネを交換します、ジャッキアップしてウマを掛けた後ビーム部にジャッキを当てておきます。

 

 

ショックアブソーバーを固定しているボルトを外してジャッキを下げるとバネが取り外せます。リヤ側もバネの長さだけだと余り変わらないですね。

後は端位置を合わせてダウンサスを取り付けてジャッキを上げボルトで固定したら完成です。リヤ側は簡単ですね。

 

 

タイヤハウジングとタイヤの隙間が握り拳が入るぐらいから指2本ぐらいまで狭くなりました。

なんかかっこ良い感じになりましたね!