石川県小松市のレンタルピットです、DIYで車の整備やワンオフでのLED作成にご利用ください

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2013年

BH5レガシー HID交換

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バンパー埋め込みのフォグランプHIDを交換する為にバンパーを外します。まず、フロントタイヤを外してタイヤハウジング前側の隙間からバンパーを固定しているビスを外します。

 

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ヘッドランプユニット下側にマスキングを貼り付けて、ランプユニットを固定しているビスを取り外しランプユニットを前側に引き抜きます。

 

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後はグリル下にあるクリップと下側から固定してあるクリップを外せばバンパーが分離します。

 

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バンパーを裏返してフォグランプユニットを固定しているビス2本を外します。これでフォグランプユニットが取り外せます。

 

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接続端子が平端子だったのでギボシ端子に変更して、バーナーを入れ替えます。
フォグランプの配線はスモールランプを繋がないと点灯しないようなので、仮にヘッドランプを組み付けてバーナーの焼き入れをします。

 

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バーナーを入れ替えて隙間をコーキングします。

 

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バンパーを取り付けて、フォグランプの配線をします。バラストユニットはフォグランプユニット上部にビス留めします。
これでフォグランプHID交換は終了です。

 

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次にヘッドランプのバーナーも交換します。これは、バーナーの交換だけなのでバーナーを焼き入れして元に戻せば完了です。最近はHIDも安くなって小型化してきてますね。

パレットにETC取り付け

P1060504まずはAピラー内張りを取り外します。最近の車って樹脂製のクリップが多いんでっすけど、この車は金属製のクリップが付いてました。(レグナムと同じやつです、取り外すと車体側にクリップが残る事が多いのでプライヤーで取って内張り側に取り付けます)

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今回取り付けるETCはPanasonicのCY-ET909KDZです。アンテナ分離型でアンテナ部分にスピーカーが付いているので、ミラー裏にアンテナを貼り付けます。

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純正ETCの取り付け位置と思われる場所が右足元付近にあるので、運転席側のスカッフプレートと足元のカバーを取り外します。

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ステアリング下のカバーを取り外します。クリップだけの固定なので手前側に引っ張ると外れます。

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取り外したカバーのETC取り付け部分をカッターで切り抜いてETC本体を取り付けます。(若干穴が大きめですねと言うかPanasonicのETC本体が小型なんですね)

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電源を取ります。オーディオパネルを取り外してナビを前に引き出して、上部の小物入れ部分を取り外した状態でナビ端子のBAT電源とACC電源を分岐します。ナビ横に取り付けてあったアース端子にETCのアース端子も共締めします。

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後は外した部分を元に戻して、アンテナ側の配線と電源の配線をETC本体に接続して、余った配線を括り付けて隠したら作業完了です。

90系ヴィッツにリヤカメラ取り付け

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90系ヴィッツにリヤカメラを取り付けします。純正エアロで良さげな90系ヴィッツです。取り付けるカメラはPanasonicのCY-RC90KDです。

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ナビはPanasonicのCN-HDS635Dです。

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まずは、サイド部分のカバーを取り外します。

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で、メーター前部分と画面周りのカバーを外します。

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ナビの端子部分です。この機種はリヤカメラ用のRCA入力端子が無いです。

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で、どうするかと言うと別売りの変換ケーブルがあって、コネクタ接続します。

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次は、カメラ部分から取り付けを進めていきます。取り付け場所は、ナンバープレートの上でプレートランプの横辺りにしました。
若干低めの位置になるんですけど90系ヴィッツは良い取り付け位置が無いんですよね。

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リヤゲート下のカバーを外すと純正配線の引き込みグロメットがありますので、ここから一緒に車内にカメラ配線を引き込みます。

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純正配線に沿わせて配線を行う為に左リヤテールランプユニットを取り外しました。

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スカッフプレートを外して純正配線に沿わせながらフロント側まで配線していきます。

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グローブボックスを外して、側壁部分にカメラユニット本体を取り付けて余った配線を括り付けます。ほんとカメラユニットが小型なので作業が楽ですね。

 

CX-5シート交換(電動レカロ)

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電動シートへの電源配線としてバッテリーから直接配線を行い、ACCでONするようにリレーを入れて制御します。まず、助手席側フロントタイヤを外して、タイヤハウスカバーをめくります。

 

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次に、バッテリーから降ろしてきた配線をタイヤハウス内のグロメットから室内に入れます。

 

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室内側助手席足元にあるヒューズボックスカバーを開け、ヒューズボックスを外すとシール(?)で埋まった穴があるので、そこから配線を室内に引き込みます。

 

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グローブボックスを外し、ボディ側壁面にリレーを貼り付けます。バッテリーから引っ張った配線をリレーに入力し、ヒューズボックスのACCヒューズからヒューズ付き配線でリレーのコントロール配線に繋ぎます。
リレーのアースは丸端子を付けて、近くに露出していたねじ山にナットで固定しました。

 

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リレーからの出力とアースをスカッフプレート内を通して、シート用のコネクタを取り付けます。

 

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運転席側への配線はセンターコンソール部を外して、センタコンソール内を通してます。
助手席側同様に運転席側の配線にもコネクタを取り付けて、配線作業の完了です。

 

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次にシートレールを組み立てます。まず車体に取り付ける部分の組み立てです。

 

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純正シートを取り外し、レカロ用シートレールを取り付けます。

 

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次にシート側のシートレールを組み付けます。
ビスを締め付ける時に前方側と後方側にレールをスライドさせながら取り付けなくてはいけないので、結構大変な作業になります。

 

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シートを車体側レールに取り付けます。元々のシート配線にワーニングランプキャンセラー抵抗(黄色い配線)を取り付けしてます。

 

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余った配線はグローブボックスに干渉しないように束ねておきます。

 

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両側共取り付けが完了しました。

CX-5 バックランプ自作LED化

CX-5のバックランプ用LEDを自作します。

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まず、使用するLEDですが日亜化学のNSPWR60CS-K1(広角150℃、白色)です。
俗に言う雷神と呼ばれFLUX型LEDですね。写真LEDの右側2本の足がアノードと呼ばれて+側、左側がカソードと呼ばれ-側に接続すると発光します。今回作成するバックランプは片側に、このLEDを4個使用します。
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最初に、2個のLEDのアノードとカソードを写真のように90°ぐらいの角度を付けて、はんだ付けします。

 

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次に、残りの2個は60°ぐらいの角度を付けて、はんだ付けします。

 

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次に使用するのが整流ダイオードと呼ばれる部品です。
LEDと同じく写真の右側がアノードで、ダイオード本体に白線が入ってる左側がカソードになります。
性質としては、電流を一定方向にのみ流す役割があります。
別につけなくても問題無く動作するんですが、取り付け方向が逆だった場合にLEDが壊れてしまう事があるので、念のために付けときます。

 

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90°にはんだ付けしたLEDのカソードと整流ダイオードのアノードをはんだ付けします。

 

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次に90°組み付けLEDと60°組み付けLEDを写真のように組み合わせて、前面発光用に1個,側面発光用に3個配置します、この時干渉しそうな足はニッパーでカットします。
今回使用しているLEDは超広角発光で、指向角が150°あるので360°以上発光をカバー出来る事になります。

 

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組み付けたLEDをホットメルトで固定します。
60°に組み合わせたLEDのカソードと整流ダイオードのアノード側も、はんだ付けします。

 

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次に使用するのがCRDです。
この部品は普通のダイオードと似ているんですけど電流の流れる量を規制する事が出来ます。(整流効果は期待しない方が良いです)
写真の右側がアノードで本体に青線が入ってる左側がカソードです、手持ちにあるのは10mAと15mAと18mAです。
今回使用しているLEDは50mAまで流せるんで、なるべく明るくしようとしたら18mA1個と15mA2個使えば48maAまで流す事が出来る
んですけど、多少余裕をもって15mAを3個並列に並べて45mA流す事にしました。
LEDが2系統(2列)なので計6個使う事になります。

今回はCRDを使って電流量を制御してますが、CRDの代わりに抵抗を付けて電流量を抑制する事もできます。
抵抗の方が明らかに安上がりなんですが、電圧の変化によって電流量が変化します、CRD使えば電圧が変化しても電流量が一定に出来ます。(でも自己満足の世界かも?)

 

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15mAのCRD3個を束にしたもののカソード側を各LEDのアノードにはんだ付けします。
この後、CRDのアノード同士をはんだ付けして片方の足を切り取ってます。

 

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最後にT10ソケットに差し込んで、足を曲げて切断したら出来上がりです。

 

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ここで消費電流を測定してみました。安定化電源の出力を14.4Vにして測定したところ、消費電流は69.3mAでした。
理論値では90mAなのに若干低めですね、もう少し電流増やしても良かったかな?
元々付いてるバルブ球は16W球なんで消費電流は計算値では1.1Aになるので、このLEDだと消費電力が1/15以下になり結構な省エネになりますね。

 

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運転席側だけ交換して光らせてみました、周りが明るかったので分かりづらいですが、綺麗な白色で光ってます。写真だと左側のバルブ球の方が明るく見えますが、実際の感覚だとLEDの方が明るいかも?

まぁ実際白い光の方が見やすいですね。

CX-5 足回り交換

CX-5の足回りを交換しましたコイルスプリングは、アイバッハでショックアブソーバーはビルシュタインです。

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まずはフロント側から作業に取り掛かります、フロント側をジャッキアップしてリジットラックを掛けます、タイヤを外して
念のため車体下にタイヤを置いておきます。
次にショックを固定しているナットやブレーキラインを外します。

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写真ブレちゃってますが、アッパーマウントを固定しているナットを緩めます。まだ完全には取り外しません。

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ショックアブソーバー下側(ハブ固定側)のボルトを取り外します。その後ショックアブソーバーが落下しないように
持ちながらアッパーマウントのナットを外して、純正ショック取り外しが完了です。

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予め組み込んでおいたショックアブソーバーとスプリングを、取り外しと逆の手順で純正ショックと交換します。
CX-5のユーザーさんが純正のショックを1セット余分に持ってるんで前準備で組み込んでおけるんですけど、
普通ならここでアッパーマウント部を組み換えしないといけません。
(このユーザーさんは、前準備のスプリング組み換えも当ピットでやってくれてます)
これでフロント側が終了です。

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次はリヤ側です。
フロント側と同様にジャッキで持ち上げてリジットラックを掛けます。ジャッキで持ち上げた状態で絶対に作業
してはいけません、非常にきけんです。
アーム長の長い低床ジャッキだと2輪同時に持ち上げる事が出来るので作業性が良いですね。

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スプリングが飛び出さないようにスプリング下側リンクをジャッキで支えながらバラしていきます。

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スタビライザーリンクも取り外さないとスプリングが取り外せませんでした。スプリングを取り外す時に一応スプリングコンプレッサーでバネを圧縮して取り外しました。
(もしかしたら圧縮しなくてもギリギリで外せたかもしれませんが、コンプレッサー使った法が確実ですよね)
で、作業は割愛しますが純正ショックと交換してリヤ側も作業終了です。

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ショック交換前の状態です。

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で、ショック交換後の状態です。CX-5はSUVなんで元々ホイールハウジングとタイヤの隙間が大きいので
分かりづらいですが、3cmぐらいローダウンしてます。

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それにしても、アイバッハとビルシュタインの組み合わせなんて、贅沢な足回りですね。いいな~。