石川県小松市のレンタルピットです、DIYで車の整備やワンオフでのLED作成にご利用ください

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アルトワークス
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当ガレージの”アルトワークス (HA36S)”のカスタマイズ(メンテナンス)内容を記載します。


足まわり


エンジンまわり


外装


内装


電装


静音化


メンテナンス





カスタム内容

ヘッドライト光軸調整 アルトワークス(HA36S)

ローダウンした際にヘッドライトの光軸がだいぶ下がってしまったみたいで、真っ暗な中運転してると手前の方しか照射して無くて危ないので、ヘッドライトの光軸を調整します。

この赤丸で囲った部分が運転席側の上下光軸調整用エーミングスクリューで、これを回して調整を行います。

 

助手席側はバッテリー横の赤丸で囲った部分が上下光軸調整用エーミングスクリューになります。

 

 

この光軸調整用エーミングスクリューのギザギザ部分に+ドライバーを突っ込んでドライバーを回すと、エーミングスクリューが回って調整出来る事になります。

 

 

まずはヘッドランプの中心高さを測定します、このワークスの場合680mmですね。

次に車を置いた位置から10mの距離を確保できる壁(当ガレージの場合はドアですけど)に調整用のマーキングをします。

上のラインの高さはヘッドライトの高さから20mm下なので、地面から660mmの高さの位置です。
下のラインはヘッドライトの高さから150mm下なので、地面から530mmの高さの位置です。

 

 

暗くなってから調整用マーキングに向けてライトを照らして、ロービームの明暗境界線が調整範囲内に入るように調整します。

これを片方のヘッドライトを隠すようにして両方調整したら調整完了です。

写真だと左右が若干ずれてるんで分かりづらいですけど、ドアよりも右側の低くなってる明暗境界線で調整します。

 

調整前はやっぱり光軸が下がってました、調整後は少し遠くまで照射出来るようになったので暗い夜道での運転が楽になりますね!

 

 

ESP OFFスイッチのLED打ち替え アルトワークス(HA36S)

”ESP OFFスイッチ”がオレンジ色に光るのがイマイチ好きではないので白色のLEDに変更する事にします。

 

 

インパネ裏側から手を入れてコネクタを外してから前側に押し出すとスイッチは簡単に外れるので取り外した後スイッチを分解します。
爪で引っ掛かってるだけなので簡単に分解出来ます。

 

 

基板に付いてるSMD型LEDの周りをマスキングして、はんだコテでLEDを取り外して同じ形の白色LEDに打ち替えします。

 

 

これでオレンジ色の光から白色の光に変わったし、かなり明るく光るようになりました。

ここらへんのカスタムの好みは人それぞれですね!

フロントパイプにサーモバンテージを巻き付け アルトワークス(HA36S)

マフラー交換によってこもり音がするようになったのでサーモバンテージを試してみます、ビリオンのスーパーサーモ100と専用コーティグスプレーを施工してみます。

 

 

フロントパイプを固定しているフランジ部のスプリング付きボルトを前方と後方の4ヵ所取り外します。

 

 

分離されたフロントパイプを捻りながら取り外しました、サブフレームを通っているので結構曲がった形状ですね。

 

 

端から順番に半分ぐらい重なるようにバンテージを巻いていきす、この製品は素手で触ってもチクチクしないですね。
両端は付属のバンドを使用して固定します、その後バンテージ用耐熱コーティングスプレーを塗布して固めます。

 

 

取り外した時と逆の手順で組み上げていきます、フロントパイプはエンジンオイルパンのすぐ横を通っているしドライブシャフトブーツにも近いしフロントパイプからの放熱が減ればオイルの過熱防止にもなるしブーツの寿命延命にも良いのではと思いますね。

バンテージが少し余ったのでマフラーのフロントパイプ後から触媒前までの部分にも巻いてみました。

肝心のマフラーこもり音なんですけど全く変化を感じる事は出来ませんでした、でも本来の目的である排気管の放熱は抑えてくれそうですね。

遮熱板に消音材を貼り付ける アルトワークス(HA36S)

マフラーの音を低減させる為に遮熱板と車体の間に消音材を挟み込む方法があるみたいなので実践してみます。
でもワークスの遮熱板は燃料タンク部分にしか無かったので、ほとんど静音効果なんて無さそうですね。

この遮熱板はクリップで留まってるだけなので簡単に外せます。

 

 

シリカウール製の断熱遮音材を使用して、遮熱板の裏側にアルミテープで貼り付けました。

 

 

後は元通りに組み付ければ完成です。

やっぱりほとんど音の変化は感じられませんね、でもマフラーの発熱が大きくなってるとしたら燃料を温めにくくなるのは利点かもしれないです。

フロア静音化加工の追加 アルトワークス(HA36S)

マフラー交換した事によって若干うるさくなってしまったので、足元に制振材を追加します。
本当はレアルシルトが良かったんですけどカー用品店には売ってなかったのでドア用のアクワイエ(高比重制振材)を施工します。

 

青色の制振材がレアルシルトで、これは前にフロアデッドニングで貼り付けた分です。
これに赤色の制振材アクワイエをタイヤハウス付近に追加施工しました。

 

ワークスはフロアのセンター部分には純正マットが無いんですけど、社外品マットを購入して敷いてみました。
丁度マフラーが通る部分になるので少しでも静かになってくれると良いと思って敷いてみました、リヤフロアのマット下にはフロアノイズ低減マットも敷いてます。

 

ドアモール部分にも隙間ゴムを貼り付けてみました。

 

 

アクセルペダルマウント交換 アルトワークス(HA36S)

モンスタースポーツのアクセルペダルマウントに交換します、アクセルペダルの位置が5mmぐらい奥側に変更されアクセル&ブレーキペダルの相対位置関係が最適化されるそうです。

 

まずは、アクセルペダルの上部に接続されてるコネクタを取り外してアクセルペダルを固定しているナットを2箇所取り外します。

次に、純正のアクセルペダルマウント露出するのでナット3箇所取り外します。

 

 

純正マウントとモンスタースポーツ製のマウントを並べてみました。

純正品は塗装はされてませんが、しっかりした作りですね。

 

 

モンスタースポーツのアクセルペダルマウントを取り外した時と逆の手順で取り付けます。

アクセルペダルを取り付けて、コネクタを差して作業完了です、非常に簡単ですね。

 

とりあえず交換後運転してみたんですけど全く違いが分かりませんでした。

アクセルペダルを踏んでる足まで神経を集中させて運転してる人には違いが明確なのかもしれないですね。

 

 

 

2023.6.15追記

SWKさんのアクセルペダルカバーを取り付けしました。

 

アクセルペダルが一回り大きくなりました。
こちらも操作性は特に違和感がない感じですね、でもカッコ良くなりました。

 

リジカラ取り付け アルトワークス(HA36S)

ワークスにリジカラを取り付けします、写真上側の8個の方がフロント側のサブフレームに取り付ける物で、下側の2個の大きめ方がリヤのトレーリングアームの支点部分に取り付ける物になります。

リジカラとは、真鍮っぽい材質で鍔のついた大きめのワッシャーみたいな製品で、余裕を持って大きめに空けられた穴のサブフレーム固定ボルトやアームの支点部分のボルトに取り付けて芯を出すための物らしいです。

 

 

まずはフロント側にリジカラを取り付ける為にジャッキアップしてウマを掛けてタイヤを外します、作業スペースを確保する為に少し高めに上げてます。

次に車体下に潜って、赤丸で囲ったボルト部分のボディとサブフレームの間、サブフレームとボルトの間に取り付けます。

 

 

サブフレームを固定しているボルトを抜き取って付属のスレッドコンパウンドみたいなグリスをボルトとリジカラに塗って取り付けていきます。
フレームとサブフレームの隙間が狭くて取り付けがかなり大変でした。

 

 

次にロアアームを固定している部分のボルトですけど、こちらも同様にリジカラを挟み込みます、ここも隙間が狭くてかなり大変でした。

 

 

逆側にも取り付けて、トルクレンチを使ってリジカラを取り付けたM12のボルトは110Nで締め付ければフロント側が完了です。

 

 

リヤ側もジャッキアップしてタイヤを外した後、赤丸部分のボルトを取り外してリジカラを取り付けます、リヤ側の取り付け場所はこのアームの支点になってる一カ所だけです。

 

 

このワークスはタイヤハウジング内にノックスドールを塗ってあるのでボルト周りをブレーキクリーナーで拭き取ってノックスドールを剥がします。
フロント側と同様に取り外したボルトとリジカラの必要部分に付属のグリスを塗って取り付けします。

 

 

トレーリングアームを動かしながらボルトを取り付けてフロント側と同様にトルクレンチ使って110Nで締め付けます。

最後にノックスドールを剥がした部分に再度ノックスドールを塗布して作業完了です、これはかなり大変な作業でした。

 

この後、トー角を調整して運転してしてみたのですが、リヤ側の動きが若干スムーズになったように感じました、フロント側に対しては何の変化も感じ取る事は出来なかったですね。
フロント側に関しては、サブフレームとの固定が元々上手く仕上がってればリジカラなんて必要無い物ですし経年劣化的なズレが生じないってだけかもしれないですね。

ナビバイザー取り付け アルトワークス(HA36S)

ガレージベリーさんのアルト専用ナビバイザーを取り付けします、特にナビが見づらいって訳では無いんですけどちょっと一時的に小物を置ける部分が欲しかったので、ちょうどこのバイザーの上は小物が置き易い形になってるんですよね。

このバイザー表面処理の感じや色の仕上げ具合からみると塗装してから取り付けした方が良いみたいなので、まずは、600番と800番の耐水ペーパー使って表面の艶が無くなるぐらいまで水とぎして下地処理します。

 

 

水洗いしてシリコンオフで脱脂した後プラサフを吹き付けます。
プラサフ吹いた後、800番の耐水ペーパーで水とぎしてから、再度水洗いしてシリコンオフで脱脂した後、つや消し黒で塗装していきます。

 

 

適当に買ってきた滑り止めシートをバイザー上部の形状に合わせて切り取って貼り付けして、裏側に付属の両面テープをバイザー貼り付け部分に適当に切って貼り付けていきます。

 

 

後はナビ開口部の貼り付け部分をまたシリコンオフで脱脂して、位置を合わせて貼り付ければ完成です。

やっぱり専用品だけあってジャストフィッティングですね、これで小物が置けて使い勝手が良くなりました!

リヤフットランプ&ラゲッジルームランプ取り付け アルトワークス(HA36S)

アルトワークスはラゲッジルーム部分にランプが付いて無いので自作して取り付けします、ついでにリヤ側のフットランプも取り付けします。
市販のレンズカバーを購入して中身のLED部分はフロント側と同様に自作します。

 

 

ダブルコードを使って分岐ケーブルを作成してフロント側フットランプから電源を分岐してスカッフプレート下のシート横まで配線します。
作成したフットランプの裏側にマジックテープを貼り付けてフロントシート下に貼り付けします。

 

 

ラゲッジルームランプは、リヤフットランプの電源を更に延長して内張りの間を通して助手席側内張りのスリットがある部分の上側に貼り付けしました。

 

 

これでリヤ側のフットランプとラゲッジルームランプが完成です、やっぱりこのランプってあると便利ですよね!

マフラー交換 アルトワークス(HA36S)

マフラーをモンスタースポーツのTYPE Sp-XXに交換します、製品を見た感じかなり丁寧な造りで好感が持てます、何か最近モンスタースポーツの信者になってますね。

マフラーを外す為にウマの一番高い位置に持ち上げます、何か怖い感じがしますが、ここまで持ち上げないと純正マフラーの取り外しがきついです。

 

 

純正マフラーを取り外していきます、まずリヤ側のマフラーがビーム部分で曲がっていて知恵の輪状態になってるのでビーム部分に隙間を作ります、ビーム下にジャッキを当ててAFSセンサーブラケットを切り離して、ショック下側を留めているボルトを外してバネを取り外します、これでスペースが確保出来ました。

前側のフロントパイプと接続している部分を14mmのロングソケットで2箇所取り外します。

 

 

マフラーを吊り下げているゴムブッシュを取り外していきます、この時マフラーリング取り外し専用工具を使うと作業が非常に楽です。
これで車体からマフラーが切り離せたんですけど、この状態ではまだマフラーが長すぎて地面と干渉して外せません。

 

 

そこでジャッキで前側を更に高くまで持ち上げます、ウマが掛かっていない状態なので、車体下になるべく入らないようにしましょう。

これで、純正マフラーがやっと取り外せました、それにしても純正マフラーはフロントパイプ以降1ピース構造なので凄く長いですね。

 

 

ここで純正マフラーの加工をしないといけません、純正マフラー前方の触媒部分は使用する為マフラーを切断しないといけないです。
そこで説明書に書いてある位置(サイレンサーから20mm)で高速カッターを使用して切断します、切り口はヤスリを使ってバリ取りをしときます。

 

 

純正マフラーとモンスタースポーツのマフラーを並べてみました。
モンスタースポーツのマフラーの方がパイプ径が太くて曲がりが少ないですし、途中でフランジ接続する形になってます。

切り離した触媒部分は差し込んでフランジ接続するような形にします。

 

 

マフラーを車体に取り付けていきます交換するマフラーは分割式になるのでウマに掛けた状態で普通に取り付けていけます、リヤ側のマフラーブッシュは付属の強化品に交換します。

 

 

マフラー取り付け前にマフラーが通る近くのブレーキパイプを付属の断熱材で巻き付けてステンレスワイヤーで固定します、サイレンサー付近のブッシュには断熱材を巻き付けます。

マフラー交換すると、そんなに発熱量が増えるのかな?

 

 

マフラー排出口が水平になるように、各固定箇所を本締めしていきます、この作業は二人いた方が楽ですね。

 

 

ここまで来たら完成かと思いきやマフラーの差し込み部分に液状ガスケットを塗布する為に、一時的にフロントパイプ部を取り外す必要があります。

マフラー差し込み部の差し込み深さを90mmの位置に調整してマーキングします。

 

 

マフラー差し込み部に付属の液状ガスケットを塗布して、先程マーキングした位置まで加工したマフラー触媒部を再度差し込みます。

液状ガスケットが固まる前に付属のUクランプで締め付けます、2箇所のボルトを交互に締め付けていきます。

 

 

排出口の位置がずれてないか確認して大丈夫なら完成です。

最近の車はエコを意識してかマフラーの排出口が見えないようになってますが、やっぱり排出口が見えた方がカッコ良いですね。