石川県小松市のレンタルピットです、DIYで車の整備やワンオフでのLED作成にご利用ください

TEL.080-4252-8409

〒923-0863 石川県小松市不動島町甲235

作業事例
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今まで当ピットでの作業事例です、作業依頼された内容も記載していきたいと思います。

CX-5      足回り交換
       ・バックランプ自作LED化

        ・電動レカロシート交換

90ヴィッツ  バックカメラ取り付け
パレット   ETC取り付け
BH5レガシィ  HID交換
BP5レガシィ  ブレーキパッド交換
       
・タイミングベルト交換
       ・点火プラグ交換とRECS施工

       ・フォグランプ交換

BL5レガシィ  ロアアームブッシュ交換
       ・パワステポンプ交換

       ・ハブボルト交換

       ・点火プラグ交換
       ・ミッションマウント交換
       ・PCVバルブ,ホース交換

       ・クランク角センサー交換
       ・可変式カムプーリー交換
コンテ    バッフルボード自作,スピーカー交換

       ・浸水カーペット洗浄
BMW i320  2DINナビ取り付け
30プリウス  室内LED交換
       ・エアコンパネルLED打ち替え
       ・ステアリングスイッチLED打ち替え
       ・エンジンスタートスイッチLED打ち替え
       ・パワーウィンドゥスイッチLED打ち替え
       ・ミラースイッチLED打ち替え

       ・ショックアブソーバー交換
        ・下まわり防錆処理
50プリウス  車高調に交換
ムーヴ    ラゲッジオーディオ、スピーカーボックス作成
アスリート   HID交換
アクセラスポーツ  車高調交換
VOXY    RECS施工
バモス    リヤスピーカー追加
      ・ナビ、バックカメラ取り付け

ステップワゴン  フェンダー爪折り
エクシーガ   マフラー溶接修理
14フィールダー  リモコンエンジンスターター取り付け
        ・ショックアブソーバー交換

32スペーシアカスタム  バックカメラ取り付け
            ・マジカルリング取り付け
             ・ハブベアリング交換
            ・トランクバー流用取り付け
50カムリハイブリッド  リモコンエンジンスターター取り付け
36アルトワークス  バーナー交換
          ・ダウンサス交換(4WD)
          ・トランスファーオイル,デフオイル交換(4WD)
21ラパン    ウィンカー移設
22ラパン    車高上げ(バネ、ショック交換)
NBロードスター  オイル交換とサイドブレーキ調整
         ・タペットカバー交換
NCロードスター  ミッションオイル、エアーフィルター交換等
LA600タント   バックカメラ取り付け
         ・リヤスピーカー取り付け
デリカD:5    トレイルバー取り付け
         ・リフトアップ(車高上げ)
         ・トレイルバーワンオフ加工
GJアテンザワゴン  車高調交換
         ・ジャッキアップバー作成
R34GT-R  マフラー交換
Keiワークス   シフトレバー流用交換

ラングラー    ブレーキパッド交換
コルトラリーアート Ver.R  HIDバーナー交換
ZD8 BRZ   コーティング施工
         ・ブレーキパッド交換
ランエボ9     ブレーキパッド&ブレーキフルード交換


タイヤ組み込み
バンパー簡易補修


ブログ一覧

CX-5シート交換(電動レカロ)

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電動シートへの電源配線としてバッテリーから直接配線を行い、ACCでONするようにリレーを入れて制御します。まず、助手席側フロントタイヤを外して、タイヤハウスカバーをめくります。

 

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次に、バッテリーから降ろしてきた配線をタイヤハウス内のグロメットから室内に入れます。

 

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室内側助手席足元にあるヒューズボックスカバーを開け、ヒューズボックスを外すとシール(?)で埋まった穴があるので、そこから配線を室内に引き込みます。

 

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グローブボックスを外し、ボディ側壁面にリレーを貼り付けます。バッテリーから引っ張った配線をリレーに入力し、ヒューズボックスのACCヒューズからヒューズ付き配線でリレーのコントロール配線に繋ぎます。
リレーのアースは丸端子を付けて、近くに露出していたねじ山にナットで固定しました。

 

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リレーからの出力とアースをスカッフプレート内を通して、シート用のコネクタを取り付けます。

 

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運転席側への配線はセンターコンソール部を外して、センタコンソール内を通してます。
助手席側同様に運転席側の配線にもコネクタを取り付けて、配線作業の完了です。

 

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次にシートレールを組み立てます。まず車体に取り付ける部分の組み立てです。

 

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純正シートを取り外し、レカロ用シートレールを取り付けます。

 

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次にシート側のシートレールを組み付けます。
ビスを締め付ける時に前方側と後方側にレールをスライドさせながら取り付けなくてはいけないので、結構大変な作業になります。

 

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シートを車体側レールに取り付けます。元々のシート配線にワーニングランプキャンセラー抵抗(黄色い配線)を取り付けしてます。

 

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余った配線はグローブボックスに干渉しないように束ねておきます。

 

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両側共取り付けが完了しました。

CX-5 バックランプ自作LED化

CX-5のバックランプ用LEDを自作します。

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まず、使用するLEDですが日亜化学のNSPWR60CS-K1(広角150℃、白色)です。
俗に言う雷神と呼ばれFLUX型LEDですね。写真LEDの右側2本の足がアノードと呼ばれて+側、左側がカソードと呼ばれ-側に接続すると発光します。今回作成するバックランプは片側に、このLEDを4個使用します。
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最初に、2個のLEDのアノードとカソードを写真のように90°ぐらいの角度を付けて、はんだ付けします。

 

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次に、残りの2個は60°ぐらいの角度を付けて、はんだ付けします。

 

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次に使用するのが整流ダイオードと呼ばれる部品です。
LEDと同じく写真の右側がアノードで、ダイオード本体に白線が入ってる左側がカソードになります。
性質としては、電流を一定方向にのみ流す役割があります。
別につけなくても問題無く動作するんですが、取り付け方向が逆だった場合にLEDが壊れてしまう事があるので、念のために付けときます。

 

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90°にはんだ付けしたLEDのカソードと整流ダイオードのアノードをはんだ付けします。

 

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次に90°組み付けLEDと60°組み付けLEDを写真のように組み合わせて、前面発光用に1個,側面発光用に3個配置します、この時干渉しそうな足はニッパーでカットします。
今回使用しているLEDは超広角発光で、指向角が150°あるので360°以上発光をカバー出来る事になります。

 

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組み付けたLEDをホットメルトで固定します。
60°に組み合わせたLEDのカソードと整流ダイオードのアノード側も、はんだ付けします。

 

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次に使用するのがCRDです。
この部品は普通のダイオードと似ているんですけど電流の流れる量を規制する事が出来ます。(整流効果は期待しない方が良いです)
写真の右側がアノードで本体に青線が入ってる左側がカソードです、手持ちにあるのは10mAと15mAと18mAです。
今回使用しているLEDは50mAまで流せるんで、なるべく明るくしようとしたら18mA1個と15mA2個使えば48maAまで流す事が出来る
んですけど、多少余裕をもって15mAを3個並列に並べて45mA流す事にしました。
LEDが2系統(2列)なので計6個使う事になります。

今回はCRDを使って電流量を制御してますが、CRDの代わりに抵抗を付けて電流量を抑制する事もできます。
抵抗の方が明らかに安上がりなんですが、電圧の変化によって電流量が変化します、CRD使えば電圧が変化しても電流量が一定に出来ます。(でも自己満足の世界かも?)

 

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15mAのCRD3個を束にしたもののカソード側を各LEDのアノードにはんだ付けします。
この後、CRDのアノード同士をはんだ付けして片方の足を切り取ってます。

 

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最後にT10ソケットに差し込んで、足を曲げて切断したら出来上がりです。

 

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ここで消費電流を測定してみました。安定化電源の出力を14.4Vにして測定したところ、消費電流は69.3mAでした。
理論値では90mAなのに若干低めですね、もう少し電流増やしても良かったかな?
元々付いてるバルブ球は16W球なんで消費電流は計算値では1.1Aになるので、このLEDだと消費電力が1/15以下になり結構な省エネになりますね。

 

P1060200

運転席側だけ交換して光らせてみました、周りが明るかったので分かりづらいですが、綺麗な白色で光ってます。写真だと左側のバルブ球の方が明るく見えますが、実際の感覚だとLEDの方が明るいかも?

まぁ実際白い光の方が見やすいですね。

CX-5 足回り交換

CX-5の足回りを交換しましたコイルスプリングは、アイバッハでショックアブソーバーはビルシュタインです。

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まずはフロント側から作業に取り掛かります、フロント側をジャッキアップしてリジットラックを掛けます、タイヤを外して
念のため車体下にタイヤを置いておきます。
次にショックを固定しているナットやブレーキラインを外します。

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写真ブレちゃってますが、アッパーマウントを固定しているナットを緩めます。まだ完全には取り外しません。

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ショックアブソーバー下側(ハブ固定側)のボルトを取り外します。その後ショックアブソーバーが落下しないように
持ちながらアッパーマウントのナットを外して、純正ショック取り外しが完了です。

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予め組み込んでおいたショックアブソーバーとスプリングを、取り外しと逆の手順で純正ショックと交換します。
CX-5のユーザーさんが純正のショックを1セット余分に持ってるんで前準備で組み込んでおけるんですけど、
普通ならここでアッパーマウント部を組み換えしないといけません。
(このユーザーさんは、前準備のスプリング組み換えも当ピットでやってくれてます)
これでフロント側が終了です。

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次はリヤ側です。
フロント側と同様にジャッキで持ち上げてリジットラックを掛けます。ジャッキで持ち上げた状態で絶対に作業
してはいけません、非常にきけんです。
アーム長の長い低床ジャッキだと2輪同時に持ち上げる事が出来るので作業性が良いですね。

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スプリングが飛び出さないようにスプリング下側リンクをジャッキで支えながらバラしていきます。

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スタビライザーリンクも取り外さないとスプリングが取り外せませんでした。スプリングを取り外す時に一応スプリングコンプレッサーでバネを圧縮して取り外しました。
(もしかしたら圧縮しなくてもギリギリで外せたかもしれませんが、コンプレッサー使った法が確実ですよね)
で、作業は割愛しますが純正ショックと交換してリヤ側も作業終了です。

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ショック交換前の状態です。

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で、ショック交換後の状態です。CX-5はSUVなんで元々ホイールハウジングとタイヤの隙間が大きいので
分かりづらいですが、3cmぐらいローダウンしてます。

P1060055

それにしても、アイバッハとビルシュタインの組み合わせなんて、贅沢な足回りですね。いいな~。